2012年3月18日日曜日

健康食品と機能食品の違いはなんですか?

健康食品と機能食品の違いはなんですか?







「健康食品」の定義は「広く、健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般」というもので,分かりやすく言えば,健康を宣伝文句にしている食品はすべてこれに該当します。あくまで宣伝文句なので,実際に健康に効果があるかどうかははっきりしていなくても良いのです。



それに対して「機能食品」とは,正確には「特定保健用食品」と「栄養機能食品」の2種類の食品のことです。

まず「特定保健用食品(通称「トクホ」「特保」)」は,「健康増進法」という法律に基づいて,健康維持に一定の効果があると認定された認めたれたものに対して指定する制度で,特定保健用食品として認定されているものには,ヨーグルト,乳酸菌飲料,オリゴ糖,キシリトール,納豆,緑茶などがあります。

また「栄養機能食品」とは,「食品衛生法」に基づき,不足しがちな栄養成分の補給を目的とした食品に対して表示が許可されるもので,具体例としては,「水溶性ビタミン」(ビタミンC,B1,B2,B6,B12,ナイアシン,パントテン酸など),「脂溶性ビタミン」(ビタミンA・D・ビタミンE),「ミネラル」(カルシウム,マグネシウム,鉄,銅)を含んだ食品について「栄養機能食品」という表示が許可されます。

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