2012年3月28日水曜日

依存症の場合、「見ない」ようにするっていうのが有効?

依存症の場合、「見ない」ようにするっていうのが有効?

依存症の場合、「見ない」ようにするっていうのが有効です。欲望は視覚を通して湧き上る。気晴らしには運動するなんていうのが陳腐ですが最も有効だと思います。



私の場合、食品スーパーに行っても最小限しか買わない見ないことで食欲を抑制しています。特にお菓子など見なければ購入意欲も沸きませんよね。広告も見ないようにしています。



〈セロトニンで食欲を抑える〉

セロトニンは私たちの脳の欲求を満たす神経伝達物質で、精神安定剤とよく似た分子構造をしていて食欲を抑制します。セロトニンそのものとセロトニン産生の前駆物質であるアミノ酸トリプトファンが不足するとセロトニンを作ることができなくなります。そこで食欲を抑えるにはまず、セロトニンとトリプトファンを多く含む食品を摂る必要があります。



バナナはセロトニンそのものを多く含む食品です。さらにトリプトファンやセロトニン合成を促すビタミンB6も多く含む食欲抑制の決定打です。



トリプトファンはたんぱく質を構成するアミノ酸なので肉や赤身の魚、乳製品、大豆などに多く含まれます。ダイエットをしようとしてこれらの食品を控えると、かえって食欲が増進する可能性があるので注意しなければなりません。



中でも牛乳はトリプトファンを多く含み、はちみつを加えるとよりセロトニン分泌を促すことができます。



〈レプチンとは〉

最近の研究で満腹中枢を刺激して食欲を抑える「レプチン」という物質が発見されました。レプチンは食事を十分に食べて、脂肪細胞にエネルギーが貯蓄されてくるとその脂肪細胞から分泌されるもので、セロトニン同様満腹中枢を刺激して食欲を抑えます。



亜鉛にはレプチンの分泌を促進させる効果があります。亜鉛を多く含む食品としてはカキ、うなぎ、牛もも肉などがあります。ココアにも亜鉛は多く含まれ牛乳と一緒に摂るとより効果的です。



〈食事の摂り方〉

満腹中枢を刺激するセロトニンは血液中の糖分が増えると分泌されることは先に述べました。では出来るだけ少ないカロリーで血液中の糖分を増やす食事法はないものでしょうか。



この意見どう思います。







人の依存性は内面的な心の貧しさによって起こります。

私たちが感じる寂しさや、何かを所有したいという欲望や、人より優れたいという競争心や、相手にこうあって欲しいと求める心が心の貧しさです。

それらの欲求は自分の外にある人や物や条件を求め、得られても得られても止むことなく、際限のない欲求を繰り返します。



私たちは寂しいから、にぎやかな場所を求め、自分の傍にいてくれる人を求めて、それが満たされないことが苦しみになります。

私たちは自分を認めてもらいたいと思うから、無視されたり、自分が相対的に優位に立てないことが苦しみになります。

私たちは人と競って贅沢な生活をしようと思うから、欲しいものを得られないことが苦しみになります。

夫婦や家族は相手が自分の思い通りになることを期待するから、そうならないことが苦しみになります。

人はこのように、相手や環境に求めているものが満たされないことによって苦しみます。



得られても得られても際限なく求め続けるのは、求める対象ではなく、求める心が出発点にあるからです。

私たちはこのようにして求める心によって、求めるものに依存する(頼る)ようになります。

その求める心が内面的な貧しさであり、それを解消しなければ決して依存性は直らないということです。



依存性は普段心の中に潜在していますが、それが性格としてエスカレートすると、満ち足りない不平や不満となって外面に表れてきます。

不平不満は家族や周りの人たちに対する押し付けとなり、それは罵声や暴力へとエスカレートしてゆきます。

満ち足りない心はまた、際限なくものを収集したり、お酒やギャンブルを繰り返して、経済的、身体的な破綻を招くようになります。

また偏った特異な思考や行動などの嗜癖[しへき]を繰り返すようになります。

人の主体性を否定する暴力の根源がこの依存性であり、世界を不幸に陥れている戦争は、この依存性が集団化したものです。

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