2012年3月21日水曜日

PMSで悩んでいます。薬にはできるだけ頼りたくありません。薬以外の方法を教えてい...

PMSで悩んでいます。薬にはできるだけ頼りたくありません。薬以外の方法を教えていただきたいです。







『イライラ、怒りやすさ、乳房のはり』といった、PMSの症状が重い人と軽い人の間で食生活を比べた調査があります。



結果、栄養バランスを考えていて、食事の時に主食、主菜、副菜を食べる食生活をしている人では、月経前のイライラが少ないという結果が出ました。



最近では『炭水化物ダイエット』など、炭水化物を極端に制限するダイエット法もありますが、炭水化物もPMSを緩和して精神的な安定に役立つという報告もあります*2ので偏ったダイエットもほどほどに・・・



加えて、後でお話しますが、PMSの症状の緩和にはビタミン、ミネラルの摂取が効果的といわれています。バランスの良い食生活だとこういった成分も摂りやすいですよね。



まず、PMSの改善はバランスの良い食生活から!ですね。







食事の回数も関係あり!?

少量の食事を頻回に!!

『月経前はなぜか異様に食欲がアップしちゃう・・・』という方、意外といらっしゃいますよね。これは月経前は、ホルモンバランスの急激な変化に体が対応できなくなるからとか、食欲抑制作用のあるセロトニンが減るからとか、色々な説がありますが、とにかく、食欲の異様な亢進を防ぐためには『血糖値をできる限り一定に保つこと』が大事です!



具体的には1回の食事量を減らして、食事回数を5~6回に増やしてみましょう。お芋や精製していない玄米、おそば、全粒粉パンなどかオススメです。逆に白砂糖や甘いジュースなどは、すぐに血糖値を上げますが、その後すぐに低下させてしまって、かえって疲労感や憂鬱を引き起こしてしまうのでNGです.



どうしても甘いものが食べたくなったら、血糖値の変動の幅が少ない果物などにしましょうね。



ただし、食事回数を増やしても全体のカロリーは増やさないように気をつけて下さいね。

・カフェイン



イライラ、抑うつなどの精神症状を却って悪化させるといわれています。コーヒー、チョコレートは控えめに。



・お酒



生理前はいつもより少しのアルコールで酔いやすくなります。



二日酔い、悪酔いもしがちです。『ストレス発散しよう!』といってお酒を飲んで、次の日まで残ってしまったり、むくみが悪化してしまったりしたらますます落ちこんでしまいますよね。アルコールも極力控えめにして下さいね。



また、余談ですが、タバコもPMSを悪化させるといわれています。これもできるだけ控えてくださいね。

PMS対策にオススメの食品

γ-リノレン酸 テアニン ビタミンB6 カルシウム

・ビタミンB6



ビタミンB6はたんぱく質や脂質の代謝、セロトニンなどの神経伝達物質の合成に必要なビタミンです。ビタミンB6を多くとることが、PMS の緩和に役立つと報告されています。ビタミンB6を多く含む食べ物 としては豚肉・大豆・にんにくの茎・小麦胚芽・玄米・いわし・かつお・さば などです。



・γ-リノレン酸



PMS女性の血中にはγ-リノレン酸が少ないといわれています。γ-リノレン酸は脂肪酸の一種。必須脂肪酸のリノール酸から作られます。γ-リノレン酸はプロスタグランジンE1という体内の調節物質のもとになるので、これが不足するとイライラが増えてしまうのでは?!といわれています。



ワカメなどの海藻、うなぎ、卵黄、ヒジキ、月見草オイルなどに多く含まれています。



・テアニン



お茶に多く含まれるアミノ酸の一種です。よく『お茶を飲んでほっとする』しますが、これはお茶に含まれるテアニンにリラックス作用があるからと言われています。



PMSのイライラにも効果的というお話もあり、試してみる価値あり?!かも。

ただし、お茶にはカフェインも結構含まれていますので、ほどほどに・・・・。



・カルシウム



カルシウムとマグネシウムのサプリが症状軽減に効果があるという報告もあります。カルシウムはチーズ、ごま、アーモンド、大豆、小魚などに多く含まれます。





こういった食事に気をつけることでかなりの女性のPMS症状が改善されるといわれていますが、全員に効果的ではないのもホントのお話。自分にあったものを見つけてくださいね。

PMSに効くハーブ・漢方について



PMS緩和に、ハーブや漢方をとり入れるのもおすすめです。



ハーブの種類は本当にさまざま。症状に合わせてうまくチョイスしましょう。



また、漢方はひとりひとりの体質に合ったものを処方してくれる専門店で相談してみましょう。





【PMSに効くハーブ】



●フェンネル



●セージ

→女性ホルモンを活性化



●レモンバーベナ

→精神安定・消化促進



●マロウ



●バラ



●ローズヒップ

→月経前の肌荒れに



●ペパーミント



●カモマイル

→下腹部痛に効果

PMS予防のために自分でできる最大のことは、生活習慣の改善。



夜更かし、運動不足、外食など現代女性にありがちなライフスタイルが、PMS悪化の原因になっているのです。








長尾式催眠療法であれば、一回から数回で改善できます。

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