2012年3月18日日曜日

ニンニクを食べると元気になるのは、ニンニクのどの成分が体のどこにどう働きかけ...

ニンニクを食べると元気になるのは、ニンニクのどの成分が体のどこにどう働きかけるからなのですか?







以下引用です。

糖度が35~40程と高く、糖質を豊富に含む。また糖質の分解を促すアリシンも含み、疲労回復や体力増強に効果がある。ニンニクは滋養強壮の効果があるといわれ、栄養ドリンクや健康食品にも使われているが、ヒトでの有効性について信頼できるデータは十分でない。ビタミンB6の含有量が全食品の中で非常に多い部類に入る。



また、ニンニクにはビタミンB1の効果を高める成分(アリシン)が含まれており、特にビタミンB1を豊富に含む豚肉はニンニクと一緒に食べるとビタミンB1が吸収されやすくなると言われている。ニンニク、ビタミンB1、関連製剤について次のような歴史が存在する。 1952年(昭和27年)3月8日に京都大学衛生学の藤原元典は、武田薬品工業研究部と提携してニンニクとビタミンB1が反応するとニンニクの成分アリシンがB1(チアミン)に作用してできる「アリチアミン」ができると報告した。そのアリチアミンは、体内でB1にもどり、さらに腸管からの吸収がきわめてよく、血中B1濃度の上昇が顕著で長時間つづく、という従来のビタミンB1製剤にはない特性があることを報告した。また、武田薬品工業は、アリチアミンの製剤化に力を入れ(製品開発のきっかけは、旧陸軍から脚気の治療薬開発を依頼されたこと)、1954年(昭和29年)3月、アリチアミンの誘導体であるプロスルチアミンの内服薬「アリナミン錠」が発売され、従来のビタミンB1剤に見られない優れた効果を示した。

0 件のコメント:

コメントを投稿